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意外と勘違いされている投球時のステップ幅

2022/04/11
治療,野球


こんにちは、京都・宇治市の幸整骨院です。


あなたは、ボールを投げる時に「下半身を使え」という言葉を耳にしたことはないでしょうか?


この言葉自体には間違いはありません。


しかし、下半身を使って投げようとしても、下半身が使える状態でなければ上手く使う事は出来ません


では、下半身を使えない状態とはどのような状態でしょうか?


これは大きく分けて、身体の能力的に使えない状態球フォーム的に使えない状態に分かれます。


そこで今回は、後者の投球フォームに問題がある場合について解説していきますので、興味のある方は是非参考にしてみてください。


投球動作とは?



投球動作は基本的に、並進運動と回転運動によって成り立っています


並進運動



足を上げてから前足を踏み出すまでの動作です。 


この動作で前に進む並進エネルギーを生み出し勢いを付けます


回転運動



 踏み出した足が着地するのとほぼ同時に、股関節を回転させる動作です。


この動作で回転エネルギーが生み出され、その遠心力によって腕が振られます


意外と勘違いしているかも?     



下半身を使った投球とは、おおまかに言うと並進運動と回転運動が正しくスムーズに行われている投球動作のことです。


しかし、言葉で言うと簡単なこれらの動作も、1つ1つを正しく行うことは難しいです。


そこで今回は、比較的簡単にチェック出来る動作のポイントを挙げておこうと思います。


それは、踏み出す歩幅です。


よくネットなどで、ピッチャーのステップ幅は6~7足分という情報を目にします。


この6~7足分がどれぐらいの歩幅かというと、足のサイズが27cmの人だと162cm~189cm、23cmの人だと138cm~161cmです。


実際に踏み出してみて頂くと分かるかと思いますが、この歩幅に踏み出して股関節を上手く回旋させることは非常に難しいです。


つまり、このステップ幅できちんと下半身を使うことは難しいということになります。


もちろん、このステップ幅でもきちんと下半身を使って投げられるのであれば敢えて変える必要はありませんが明らかに股関節が回っていなかったり必要以上に膝が折れてしまっているという方は、一度ステップ幅を見直してみては如何でしょうか?


前足が踏ん張れないと何故ダメなのか?



投球において、前足は並進運動で生み出した並進エネルギーを受け止める重要な役割をしています。


また、回転運動は前足の股関節を中心に回転するため、着地後に前足が安定していないと上手く回転運動を行うことができません


そうなってしまうと、身体の回転が弱くなってしまうため、それに伴って強い遠心力を生み出すことも出来なくなってしまいます


その結果、速い球を投げようとすると腕の力で投げなくてはいけなくなるため、ケガのリスクが高くなってしまいます


その他にも前足が踏ん張れないことにはデメリットがあります。


前足がしっかりと踏ん張れず安定しないということは、土台が安定していないということです。


そうなると、コントロールにもバラつきが出てしまうことにもなってしまいます。


どれぐらい踏み出せば良いのか?



では、前足はどれぐらい踏み出せば良いのでしょうか?


踏み出す幅が大きくなれば、それだけバッターとの距離が短くなるので有利にはなります。


しかし、いくらバッターとの距離が短くなっても、球速が遅くなったりコントロールが悪くなってしまっては意味がありませんよね


ですので、現実的には1番力強く踏ん張れて、きちんと股関節を回旋させられる位置がその選手のベストなステップ幅だと言えます。


しかし、その位置が明らかに小さい場合などは、なかなか強い球を投げられません


そういった場合は、まず柔軟性や筋力などを改善する必要があると言えるでしょう。


Co-Athletesでは、個人のフィジカルトレーニングや投球レッスンも行っておりますので、投球や、柔軟性の向上・筋力強化などでお悩みの方は、是非一度ご相談ください。






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