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足関節捻挫

2021/09/14
治療
お世話になります、京都・宇治市の幸整骨院です。


スポーツ選手だけでなく、活発なお子様、日常生活のふとした時など、多くの方が経験されたことがある足関節の捻挫。


今回は、そんな足関節捻挫について、どのようなケガなのか、受傷原因・応急処置方法などを含めて解説しておりますので、ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください。


足関節捻挫



足関節(足首)捻挫とは足首の周囲にある靭帯などの組織を痛めることで、一般の方からスポーツ選手までよく受傷することのあるケガの一つです。


また、足関節捻挫のほとんどは、足首を内側に捻って生じることが多く、足関節外側の靱帯(前距腓靱帯、踵腓靱帯)を損傷することが多いです。


そのため、受傷後に外果(外側のくるぶし)の前や下に痛みや腫れが生じたり、外果の前や下を押さえた時に痛みが生じたりします。


また、靱帯の損傷程度によって、捻挫の程度を三段階に分けています。


1度捻挫
靱帯が伸びる程度の損傷

2度捻挫
靱帯の一部が切れるもの

3度捻挫
靱帯が完全に切れてしまうもの


「捻挫なら大丈夫」と軽視する方が意外と多いですが、捻挫だからといって油断してはいけません。


なぜなら、処置を行わずに放置してしまうと、捻挫は完治するのに時間がかかったり、痛みが長期化するこがとても多いからです。


足関節捻挫の原因



一般の方では、歩いている時につまづいたりヒールの高い靴を履いていて足首を捻ってしまうことで受傷するケースが多いです。


また、活発なお子様の場合ですと、走っていて足を踏み出した時に足首を捻ってしまい受傷することが多いケガになります。


スポーツでは、切り返しの動作の際に踏み込んだ足や、ジャンプ後に足首が不安定な状態で着地してしまうことで受傷することが多いです。


また、着地時に相手選手の足を踏んでしまい受傷したりと、受傷発生にはさまざまな出来事があります。


その中でも、骨の構造や靭帯の数、筋肉の付きかたなどから内返し捻挫を起こす頻度が高くなっています。


内返し捻挫を起こした場合の多くは「前距腓靭帯」「踵腓靭帯」といった外くるぶし周囲の靭帯を損傷することが多いです。


また内返し捻挫に伴い筋や腱、骨の損傷を起こすケースもありますので、たかが捻挫だからと放置せず、受傷後は出来るだけ早く病院や整骨院などの、お近くの医療機関までご相談ください。


足関節捻挫の応急処置



受傷してしまった場合は、まずは応急処置としてRICE処置をしましょう。


RICE処置とは

・Rest(安静)
・Ice(冷却)
・Compression(圧迫)
・Elevation(挙上)

の略です。

安静(Rest)
 損傷部を中心に動かないように包帯などで固定します。安静は局所のみならず全身的なものも含み、体内の循環が活発にならないようにします。

冷却(Ice)
 患部を冷やすことで血管が収縮し血流を減少させ内出血を抑えます。さらに、患部周囲の組織の代謝を低下させることにより炎症を抑えることができます。1回のアイシングの時間としては15分~20分が目安です。ただし、凍傷には十分注意してください。

圧迫(Compression)
 患部を包帯やサポーターまたはテーピングなどで圧迫することにより内出血による腫れを抑えます。

挙上(Elevation)
 患部を心臓よりも高い位置に上げることにより血液の環流を助けたり、局所の内出血を抑えます。


しかし、これらはあくまで応急処置になりますので、「捻挫ぐらい大丈夫」と軽く判断せず、受傷後は出来るだけ早めに受診するようにしてください。


京都・宇治の幸整骨院ではケガの治癒だけだなく、各患者様の生活スタイルに適した水準まで復帰できるようにサポートしておりますので、お悩みの方は是非一度ご相談ください。



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