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座骨神経痛
- 2021/05/26
- 治療
宇治市で坐骨神経痛にお悩みの方は幸整骨院で根本的な原因から改善しませんか?
お世話になります、京都・宇治市の幸整骨院です。
あなたは、 座っているだけで臀部や太ももに嫌な痛みが走り長時間座っていられない。
また、立っているだけでも太ももやふくらはぎに痛みが走るなどの症状でお悩みではありませんか?。
これらは、座骨神経痛と言われる症状です。
特に長時間のデスクワークや立ち仕事に従事している方や、臀部の柔軟性が低下しているスポーツ選手に多く見られる症状ですので、心当たりのある方は是非ご覧下さい。
坐骨神経痛の症状
臀部から下肢にかけて痛みがある
長い時間立っている事が辛い
腰を反らすと下肢に痛みやしびれを感じる事がある
臀部の痛みが強く、座り続けるのが辛い
歩くと下肢に痛みが出るため辛くなるが、しばらく休むと楽になる
体をかがめると痛みが強くなる
このような症状がある場合は坐骨神経痛である可能性が疑われます。
坐骨神経痛とは?
まず初めに、よく耳にする坐骨神経痛とはどういったものなのでしょうか?
坐骨神経痛とは病名ではなく、臀部から下肢にかけて痛みやしびれが現れる症状のことを言います。
坐骨神経というのは、腰から坐骨を通り臀部の梨状筋という筋肉を抜け、太ももの後ろ側を通り、総腓骨神経と腓骨神経に分かれ、足の先まで伸びている末梢神経のひとつです。
末梢神経とは、脳と脊髄なる中枢神経と体の各部を結び、体を自由に動かしたり、温度を感じたりする伝達路で、主に3つの神経から構成されています。
① 運動神経
脳から指令を送り、体の各部位を動かす神経
② 知覚神経
痛みや温度などの感覚を、皮膚・筋肉・関節を介して中枢に伝える神経
③ 自律神経
意志とは無関係に、内臓・血管・腺などの機能を調整する神経
また、坐骨神経は末梢神経の中で一番太く1センチ程、長さも1メートル程あり最長のものになっています。
そして、その坐骨神経が筋肉や関節。椎間板等で圧迫されたり、刺激されたりすることで障害を受け、神経に異常がもたらされて神経の通り道である腰部から太ももの後ろ側や、膝から下の足の外側などに重だるい感覚やしびれの症状が現れます。
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛の原因は年齢によって異なりますが、若い人に多いケースは、腰椎椎間板ヘルニアや梨状筋症候群が挙げられます。
腰椎椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアは、高齢者よりも20代~40代にかけての、比較的若い男性に多い病気で、前かがみや中腰の姿勢を長時間続けたり、重たいものを急に持ち上げたりした時などに発症する危険性があります。
また、生活スタイルや姿勢の歪みによって、背骨が横に湾曲してしまうことで発症するケースもあります。
次に腰椎椎間板ヘルニアについての説明になります。
まず、ヘルニアとは臓器や組織の一部が本来あるべき場所から飛び出している状態のことをいいます。
次に腰椎の場所ですが、脊椎(背骨)は椎骨と呼ばれる骨が連結して出来ており、上から順番に
7個の椎骨からなる頸椎→12個の椎骨からなる胸椎→5個椎骨からなる腰椎→仙骨→尾骨
となっています。
そして、椎骨と椎骨を繋いでいるのが椎間板です。
椎間板は水分をたくさん含んだゼリー状の髄核と、それを取り囲む線維輪と呼ばれる軟骨組織の二重構造になっており、腰椎に加わる圧力を分散させ、衝撃を和らげるクッションのような役割を果たしています。
しかし、加齢などによって髄核を取り巻く線維輪が弾力を失われてくると、小さな亀裂が入ってしまうなどの要因で、髄核の一部が飛び出してしまうことがあり、この押し出された髄核が神経を圧迫してしまうのです。
その結果、腰に痛みやしびれが生じてしまうことがあるのですが、この状態を放置してしまうと髄核がどんどん押し出されてしまい、痛みやしびれなどの症状が強くなっていきます。
梨状筋症候群
梨状筋とは臀部の深いところにある筋肉で、大殿筋・中殿筋・小殿筋の下に位置し、仙骨から大腿骨に付着している筋肉で、その梨状筋の更に下を坐骨神経が通っています。
(約15%の割合で、梨状筋の上や中を坐骨神経が通っている人がいます。)
そして、何らかの原因で梨状筋が緊張し坐骨神経を圧迫することで、痛みやしびれといった症状を呈する梨状筋症候群になります。
しかし、梨状筋がある日突然に緊張して坐骨神経を圧迫するというわけではありません。
多くの場合が、日常の動作(デスクワークなどで長時間同じ姿勢をする)、スポーツなどによる大殿筋・中殿筋・小殿筋への疲労の蓄積、大殿筋などの大きな筋肉をうまく使えていないことで梨状筋への負担が強くかかってしまい、梨状筋が緊張し坐骨神経を圧迫してしまうことなどが原因になっています。
また、腰椎椎間板ヘルニアが比較的急激に発症するのに対し、梨状筋症候群は比較的緩徐に発症することが多いと言われています。
一方、中高齢者では変形性腰椎症や腰部脊柱管狭窄症、すべり症などの原型疾患が原因となっているケースが多く見られます。
高齢者の方のケースでは、腰の器質的要因が強いため、体全体のバランス改善や筋力アップがとても重要になります。
変形性腰椎症
変形性腰椎症とは、腰椎の加齢変化で骨棘と呼ばれる骨の棘ができたり、背骨が変形したりして生じる腰痛のことです。
そして、腰椎の内部には脊柱管と呼ばれる脊髄の通り道となる空間があるのですが、変形が進行すると骨棘が脊柱管に存在する神経を圧迫してしまい、さまざまな神経症状を引き起こし、脊柱管狭窄症などの原因になります。
症状としては、足の痛みや痺れを伴うことが多く、他にも腰痛や腰回りに怠さを感じたりします。
脚への症状は、座骨神経に沿って現れ、脊柱管の圧迫される場所や強さによって異なりますが、太もも・ふくらはぎ・足の裏に現れます。
また、変形性腰椎症の症状が重い場合は冷えやしびれを足に感じたり、長く歩くことができなくなってしまったりします。
脊柱管狭窄症
背骨の中を通る脊髄からの神経の通り道を脊柱管といいます。
脊柱管狭窄症とは、この脊柱管を構成する骨や靭帯の肥厚、椎間板の突出などで脊柱管が圧迫を受け狭くなる病気のことをいいます。
脊柱管狭窄症が起きる原因として、脊柱管を構成する背骨や靭帯、椎間板の加齢変化によって脊柱管が狭くなるほか、すべり症や椎間板ヘルニアなどでも脊柱管が圧迫されれば、それを狭窄症とも言えるのです。
脊柱管狭窄症の主な症状は、歩行時や立っていると時の臀部から下肢にかけての痛みやしびれで、歩くと症状が悪化し、休むと和らぐことが多くの場合に見られます。
また、前かがみになる姿勢をとると症状が和らぐのも特徴の一つです。
脊柱管狭窄症は医学的には神経が圧迫される個所によって、主に3つに分類されます。
① 馬美型(ばびがた)
脊柱管の中心部分が圧迫される場合、両側の下肢のしびれ感や痛み、冷感などの異常感覚、排尿障害(膀胱直腸障害)がおきます。
② 神経根型(しんけいこんがた)
馬美神経から分岐した後の神経根が圧迫される場合、臀部から下肢かけての痛みが起き、多くの場合は片方の側に症状が起きます。
③ 混合型(こんごうがた)
馬美型と神経根型の両方の症状が起きます。
すべり症
腰椎すべり症とは、積み木のように連なる腰椎が、文字通り前方へ滑り出してしまい、さまざまな症状を引き起こす病気です。
また、腰椎すべり症は、大きく背骨や椎間板などの変異によって起こる、「変形すべり症」と、腰椎分離症に続発する「分離型すべり症」とに分けられます。
坐骨神経痛の治療
坐骨神経痛の治療で重要になるポイントは神経圧迫の改善と神経の炎症を抑えることです。
幸整骨院の坐骨神経痛治療をご紹介いたします。
神経の圧迫改善
坐骨神経痛の主な原因が神経の圧迫です。
また、坐骨神経を圧迫する原因には様々な疾患がある為、適切に判断をしなければなりません。
しかし、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症・すべり症など多くの疾患の原因は、各筋肉の筋力の衰えや、柔軟性の低下によって起こる体のバランスの悪化や、姿勢や骨盤の歪みであることが多いです。
その為、幸整骨院では坐骨神経を圧迫する原因を取り除く為に、最新の超音波や電気治療器などを用いた物療や、独自の手技・運動療法によって各筋肉のコンディションを整えるとともに、患者様ひとりひとりにあったメニューを作成し、最善の骨盤調整やバランス調整・マッサージを提供しています。
湿布や薬・整体などでは一時的な痛みの緩和にしかならず、痛みの再発や症状の悪化でお悩みという方は一度ご相談下さい。
神経の興奮を抑える
坐骨神経痛として現れる要因として、神経自体の炎症があります。
神経を圧迫していたとしても、必ず痛みやしびれとして現れる訳ではありません。
圧迫している神経が炎症を起こし興奮をすると、坐骨神経痛として現れるのです。
幸整骨院では最先端の超音波・電気治療を行い、神経の炎症や興奮を早期に改善することができます。
体のバランス改善だけでなく、神経に直接アプローチ出来る最先端治療法をお試しください。
宇治市だけでなく、城陽市や京田辺市、京都市内の方も多数来店されてしいますので、坐骨神経痛でお悩みの方は是非一度、幸整骨院までご相談ください!